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戯音鏡は立ち上げてそばに置いておくだけ。リアルタイムにマイクから拾った音を録音・解析していますから、気になった時はいつでもチェックできます。
戯音鏡は2つのビューを搭載しています。横置き時のピッチビューと縦置き時のコードビューです。
1 ピッチビュー
ピッチビューは、ピッチの動きをリアルタイムに見るためのビューです。中心が真ん中のラ(A4)で、左右に+-2オクターブ分あります。つまり表示される一番低い音はA2で、一番高い音はA6になります。
ホームボタンが右の場合(左が高音、右が低音)
ホームボタンが左の場合(左が低音、右が高音)
この場合、左下にあるD5というのが検出された音の国際式表示の階名です。アニメーションでは、水色の線の山のピークがある場所で、そこにはオレンジのボールが浮いています。このオレンジのボールがピッチビューの主役で、上へ+50セント、下へ-50セントの位置へ浮かび、正確なピッチ変動を教えてくれます。この時の基準は下に表示されたA440になっています。+-で調整することができます。なお上の例ではオレンジのボールがどちらもほとんど中心に浮かんでいますので、概ね+-0セントだと考えられます。
このボールは非常に感度が高いので、タンギングやビブラートの動きもよく見えます。また逆に、ロングトーンで音がぶれないかどうかも一目瞭然です。また、このボールの軌跡が灰色の点で見えますので、全体的なばらつき具合などもよく見えます。
ただし、これを見ながら演奏しないでください。大事なのは音をイメージして、それを演奏し、聞き分ける能力を養う事ですので、楽器があったまってきて音程が上がってきたかなという時にちらっと参考にしたり、階名の上に表示された再生マークを押せば、直前の20秒分を再生して聞きながら見る事ができます。
また、カラーボールは各半音毎に、右下で設定された調に応じた色をつけられて表示されています。各調での1度や3度、7度といった音を見やすくするためのもので、主に次のコードビューで使います。
2 コードビュー
コードビューは、リアルタイム検出された音に該当するカラーボールを、時系列で表示するビューです。ハードウェアの性能によりますが、おおよそ20秒分の情報が表示されます。
ホームボタンが下の場合(新しいものが左、古いものが右)
ホームボタンが上の場合(新しいものが右、古いものが左)
Bb Majで3度の音にあたるDは緑となっていて、1のピッチビューで検出されたD5は、真ん中より上の緑の先頭のものでした。
各全音(Diatonic)は以下のようになっていて、高音ほど明るく、低音ほど暗い色になっています。また、半音は全て白となります。
1度 赤
2度 薄い茶色
3度 緑(長調) 黄色(短調)
4度 青
5度 水色
6度 薄紫
7度 紫
このようにこのビューでは、ピッチビューでは単音を追求したのに対し、全体的な位置づけを見るのに適しています。
最後に忘れてはならない機能がiPodとのミキシングです。上のどのスクリーンショットを見てもらっても、右上にiPodの青の再生マークが表示されているのがわかると思います。iPodの音を聞きながら戯音鏡を使えるようになっているため、Play Alongスタイルの音楽に合わせて練習したり、iPodにある好きな曲を再生してそのまま解析して見る事が出来ます(iPhone/iPadならスピーカーから出た音をそのままマイクが拾いますが、iPod Touchの場合はイアフォンをマイクにくっつける必要があります)。